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『パン屋ではおにぎりを売れ』から学ぶ!30代サラリーマンのためのアイデア発想法

「毎日同じような企画しか出せない…」

「新しい提案を考えろと言われても、何から始めればいいのか分からない…」

そんな悩みを抱えるビジネスパーソンにおすすめなのが、編集者・柿内尚文さんの著書『パン屋ではおにぎりを売れ』で語られる“アイデアの思考法”です。

今回は、その内容をまとめた動画から、特に役立つポイントを紹介します。

1. ずらす方法:常識をちょっと変える

  • 目的や価値を「少しずらす」ことで新しい魅力が生まれる。
  • 例:パン屋がパンではなく「おにぎり」を売る → 意外性+顧客のニーズを満たす。
  • ポイントは「相手が予想していない角度からの提案」

2. 考える技術の3つの基本

考えるとは「深める」+「広める」。

さらに「論理的」+「非論理的」の両方を行き来することが大切。

  • 深める:ひとつのアイデアを掘り下げる。
  • 広める:連想して別の可能性を探る。
  • 論理的:理由や根拠で整理する。
  • 非論理的:直感や遊び心を大切にする。

3. 伝え方の技術

いいアイデアも伝わらなければ意味がない。柿内さんは以下の方法を推奨しています。

  • フリとオチでストーリーにする。
  • 価値を見える化する(図解や比喩を使う)。
  • 自分・相手・社会の3つの視点を掛け合わせる。
  • 比較法で強みを浮かび上がらせる。

4. 思考を鍛える練習方法

アイデア力はセンスではなく「筋トレ」で伸ばせます。

  • 市子連:日常の出来事を頭の中で「考える練習」
  • 思考貯金:気になった言葉やアイデアをメモして貯める
  • 思考時間をスケジュールに組み込む
  • シンキングプレイスを決める(カフェ、公園、風呂など)

5. 掛け合わせで生まれる新価値

出会ったことのない2つを組み合わせると、ユニークな価値が生まれます。

  • 例:「うんこ漢字ドリル」(学習×笑い)
  • 例:「乳酸菌ショコラ」(チョコ×健康)

あなたの仕事でも「業界の常識 × 他分野」を考えるだけで差別化が可能です。

まとめ

30代サラリーマンにとって、アイデア発想は「上司からの無茶ぶり」への切り返しや、キャリアの武器になります。

  • ずらしてみる
  • 深める+広める
  • 伝え方を磨く
  • 思考の習慣化
  • 掛け合わせを試す

これを日常に取り入れるだけで、「アイデアが出ない人」から「発想力ある人」へと変わることができます。

👉 明日からできる一歩は「思考貯金」ノートを始めること。

今日ふと思ったアイデアを一行でいいので書き留めてみましょう。